本。あんまり読まないんですが、、、気になった本はなるべく、読むようにしています。
46年目の光。3歳で失明した主人公が、46年後に奇跡的に視力を取り戻すという、実話本。
見る事とはどういった事か、目が見える事が本当に幸せなのか、とか、
私たちが普段見ている光景は、経験と知識があって初めて1つの映像になっており、それらの基礎経験が無いと、絵としてなりたたないらしいのです。脳の柔らかい子供の頃、やたらに物を触ったり、口に入れたりする行動は、そういった「大抵こうなっている」という経験を貯める大事な行為との事。
突然視力を手に入れた主人公は、人の顔が全部同じに見える、男女の区別が全くわからない、影が理解できない。など、普段私たちが気にも留めない事で悩みます。
視力と脳の関係の解説も、なかなか面白かったです。気になった方はご一読下さいマセ☆